Q.以前はどんな仕事(職種)をしていましたか?入職のきっかけは?
前職は製造業で、生産ライン管理の仕事をしていました。入職のきっかけは、本当にたまたまなのですが、フリーペーパーの求人欄で事業団の求人広告を目にしたことです。「福祉」というワードが目に飛び込んできたときに、漠然と興味を抱きました。前職では、パソコンと向き合う無機質な毎日のなか自分の成長も感じにくく、どこか物足りなさを感じていました。そんな時に「福祉」というワードを目にし、未経験で知識もありませんでしたが、40歳手前だった自分の新しい可能性を探るべく、応募しました。
Q.現在の仕事内容、やりがいを教えてください。
現在は、知的障がいのある方の生活支援全般が主な仕事です。他にも「部会」「係」という単位で、施設内の業務をいくつか担当しています。
一番のやりがいは、やはり対人援助職として、日々利用者の方とふれ合うことで、多くの想いを共有できることです。同じ日は1日としてなく、毎日が楽しいので、その楽しさがそのままやりがいに繋がっている感じです。
また、学ぶことはいくらでもありますので、それがモチベーションの維持に繋がっていると思っています。
Q.岐阜県福祉事業団の魅力、強みは何ですか?
事業団の魅力、強みはなんといってもその規模にあると思います。
老人、知的障がい、身体障がいと、福祉領域を幅広くカバーしています。利用者様からみれば、専門性の高い多様で充実した支援を期待できますし、職員からみれば働きやすさ、多様なキャリアパス、人材育成システムなどのメリットが大きいです。私のような未経験の中途採用職員にも門戸が開かれていることも、よいところだと思います。
Q.岐阜県福祉事業団だから実現できるワークライフバランスとは?
福祉業界は休みが少ない、というイメージを持たれがちですが、事業団は違います。年間休日数は大企業並みに確保されており、調整をすれば希望の日に休みを取ることもできますので、プライベートも犠牲にせず、充実したワークライフバランスを実現することができます。
私は子どもが2人おりますが、子ども関係の行事やイベント事は皆勤です。
Q.共に働く職員はどのような人ですか?職場の雰囲気も教えてください。
事業団には、何十年も福祉畑一本でやってこられた方から、私のような他業種からの出身者まで、性別・年齢問わず多様なキャリア、個性、背景を持った人が働いています。そのため、職場内は「福祉ってこうあるべき」といった垂直型の雰囲気ではなく、いい意味での多様性と柔軟性があります。長年の経験や知識に裏付けされた考え、多様なキャリア、個性、背景からくる考え、それらがいい具合に混在した職場です。
Q.入職後、どんな面が成長したと思いますか?
結論から言うと、目標を設定して実現する努力ができること、マルチタスクのこなし方がうまくなったこと、の二つです。
私は39歳の時に完全未経験で入職しました。そのため、入職した1日目から「追いつけ、追い越せ」の気持ちでやってきましたので、我ながらよく勉強してきた方だと思います。勉強しながら、実務の中でインプット・アウトプットを繰り返すことのできる環境だったこともあり、入職から3年後には「介護福祉士」の資格を取得することができました。
また、スタートが完全未経験だったため、分からないことや知らないことを吸収しようという気持ちが強く、以前に増して周囲にアンテナを張って過ごすようになりました。その結果、前職の頃よりもマルチタスクのこなし方がうまくなったと、自分では思います。
自身の努力もありますが、事業団の環境に育てられた部分は大きいです。
Q.今後のキャリアプランを教えてください。
入職後、身体障がい者支援施設、知的障がい者支援施設で勤務し、ケアワーカーとして利用者様の身近で接してきて、多くのことを学ばせていただきました。今後は、現在の直接処遇の業務とは違った角度、より幅広い視野で「福祉」を捉え、学ぶことができればと思っています。
機会があれば、本部事務局での勤務なども経験してみたいです。
Q.休日はどんな風に過ごしていますか?
休日は基本のんびり過ごします。趣味は最近流行りのキャンプや、学生時代から乗っているバイク、近年始めた釣りなどがあり、アウトドアで過ごすのが好きです。子どもと出かけたりもしますが、時間を作ってはそういった趣味も楽しんでいます。
Q.求職者の方に一言お願いします。
中途採用の私の立場から一言。事業団は、気持ち次第で、何歳からでも「新しい自分」のキャリアを築ける場所です。もちろん学びの姿勢は大切ですが、未経験でも気持ち次第で成長、活躍することができます!
これまでに培ってこられた職務経験、人生経験を活かし、事業団を盛り上げてくださる方、一緒に頑張ってくださる方のご応募をお待ちしております。